去る7月2日(日)、昨年に引き続き2回目となる内日地区合同避難訓練が内日小学校体育館で実施されました。今回は平日の午後(学校授業中)にマグニチュード8クラス、震度7の地震が発生し、河原橋が崩落の危険性があるため通行禁止、また内日中学校が被災したため内日小学校体育館に避難所を開設するとの想定で行われました。訓練のタイムスケジュールは以下の通りです。
この日は梅雨の中休みで体育館の中は非常に蒸し暑かったです。到着した方々は暑さに耐えながら避難が完了するのを待ちました。お年寄りや小さいお子さんには負担が大きかったと思います。実際の避難が気候の良い時期ばかりとは限りませんので、いろんな時期の避難を体験しておくと良いと思います。
今回は、各自治会から4名程度の参加者を抽出し、自治会長と事前打合わせの上、第一次避難(各町町民館)、第二次避難(小学校体育館)の訓練を行いました。地震発生の一斉メールが届かない、連絡がつかないといったトラブルもあり、訓練ではありますが、様々な問題が見えてきました。
併せて小・中学校は、保護者の児童・生徒の引き渡し訓練が行われ、安心メールで連絡を受けた保護者が続々と我が子の元へかけつけていました。
避難者の受付対応では、避難所を開設するより前に避難者が到着し、避難者カードの記入や配布物が後手に回ったり、準備不足や説明不足の所が見受けられましたので、今後の課題にしたいと思います。
それでも一度訓練を経験していたので、思ったよりスムーズに物事が進み、予定時刻よりだいぶ早く避難完了できました。内日地区の方々の迅速な対応と、まち協の部会員をはじめ早く避難所に到着していた自治会のみなさんが、率先して役割を担い避難所運営に協力してくださったおかげです。
また今回の防災教室は、より実践的で、身につけやすい内容でした。いざという時に役立つよう日頃から備えておきましょう。そして、このような防災訓練を内容を変更しながら何度も続けていくことで有事の時でも落ち着いた行動ができ、安全な避難につながります。内日地区では、地震と豪雨災害(土砂災害、河川水害)に警戒が必要です。まず災害はどこか遠いところで起こっているのではなく、いつでもどこでも自分の身に起こりうることだと認識してください。そしてこれを機会に、家族や地域でいま一度、避難場所や避難経路を確認しあい、防災グッズをそろえていきましょう。
※※※このホームページの『内日地区概要』のタグページに内日地区のハザードマップが掲載されていますので、今一度ご確認ください。
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