去る6月4日(日)、梅雨入り前の爽やかな晴天の中、内日小・中合同大運動会が開催されました。今年度は、内日幼稚園の休園を受け、例年のような可愛い幼稚園児の姿は見られませんでしたが、なんとか運動会を盛り上げようと、活性化・イベント部会が中心となって地域の方々に参加してもらう協議を2種目、企画・運営しました。
(1)宅配便リレー
これは荷物に見立てたチームカラーの段ボール箱をリレー形式で運ぶ競技です。第一走者は1段、第二走者は2段重ね...アンカーは6段重ねの段ボールをゴール目指して運びます。走る速さだけでなく、腕力とバランス力も要求されます。3段目くらいまでは、各チームともスムーズに運べていたのですが、積み上げた箱が頭の高さを超えたあたりから、あちこちでコロコロ・・・。実況の西田部会長から「お客様の荷物ですよ。大切に扱わないとお客様に怒られますよ。」という叱咤激励のアナウンスも入り、観客の笑いを誘っていました。
途中から伴走者が付き、箱を支えながら二人で走ります。焦る気持ちを抑えながら、二人の息を合わせて箱を落とさないように慎重に前に進みます。
自分の町内のチームが前を通りかかると観客席からは大きな声援と拍手が送られていました。
みごと一番にゴールテープを切ったのは、青チームでした!
(2)はっけよいのこった
こちらは玉入れをアレンジした競技です。
まず初めに、紅白の力士が中央で相撲を取ります。勝った力士のチームはボーナスポイントとして5個の玉がもらえます。それから、背負いカゴをかるった力士が敵陣に乗り込み、カゴに玉を入れたい紅白各チームの選手と、カゴに玉を入れさせたくない力士との攻防戦が始まります。
力士は、着ぐるみの肉じゅばんに阻まれて、素早く逃げることができません。多勢に無勢の力士は、もみくちゃになりながらも必死に敵陣の中を走り回っていました。選手は我先にと、玉をつかんでは逃げる力士のカゴに放り込んでいました。
最後に紅白各チームの背負いカゴの中の玉を数え、多い方が勝ちです。(2回戦行いましたが、勝敗結果は忘れました(^_^;)・・・。
この日は自治会を通じて内日各町から6名程度の参加者を募り、合わせて約60名の方々が参加してくださいました。田植え時期の農繁期での急なお願いにも関わらず、多くの方々が快く参加してくださったことがありがたいです。皆さん、しばし農作業の事は忘れて、童心に帰れたでしょうか。けがもなく無事に終えられたことが一番ですが、それにも増して、今年度は地域の方の活気がみなぎり、例年以上に盛り上がりをみせた楽しい運動会になったと思います。地域の方々をはじめ、小学校・中学校の児童・生徒・教職員のみなさん、まち協部会員のご理解・ご協力、本当にありがとうございました。一人ではできないことも、人と人とがつながりあいみんなで考え行動すれば、やってやれないことはないと実感しました。
内日小・中合同大運動会を廃れさせてはいけない!という地域の皆さんの思いが実を結び、また来年への種まきができました。皆さま、お疲れさまでした。
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