平成28年11月27日(日)認知症勉強会および車いす操作勉強会が内日公民館3階講堂にて開催されました。当日は、あいにくの空模様でしたが、一般参加者12名を含む30名の方々が集まり、講義や実習を受けました。
今回はNPO法人豆たんとの共催でした。内日地区の高齢化に伴う様々な問題は内日地区まちづくり協議会としてもこれから取り組んでいかなければならない最重要課題です。内日地区の皆さんが介護について興味を持っていただき、専門的な知識を学ぶことのできる貴重な機会となりました。
徘徊模擬訓練では、参加者の方々は相手が認知症かどうかの見極めが難しいなか、言葉を選びながら声かけをすることの難しさを実感したようです。理想的な対応として、相手の方の自尊心を傷つけないよう穏やかにゆっくり、目線を合わせて声かけすることや、相手の方の言動に理解を示すこと、それでも対応が難しい時は公共機関や豆たんに応援を要請することなどが、豆たんの職員の方からアドバイスされました。
また、車いすの基本操作実習では、普通に押しているようでも、自分が乗ってみて初めて、体感スピードが速くて段差の衝撃が怖いのが分かったという声が聞かれました。
今回の参加者は、60代・70代の方が中心で介護に対して関心をお持ちの方が多かったですが、勉強会の後のアンケートには、今回のテーマは大変勉強になった、いい体験をさせてもらったというご意見があり、得るものの多い勉強会になったようです。また次回このような機会があれば、ぜひ若い世代の方々にも参加していただき、介護に対する理解を深めていただけたらと思います。
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